衝動買いは人間の本能。

衝動買いで楽しい思いをした人、後悔した人。いろんな体験談を集めてみました。

アクリルパネル

1)あなたが衝動買いしたものは何ですか?また、それはいくらでしたか?


好きな作家さんの油絵が印刷されたアクリルパネルです。3,000円でした。

 

2)見た目やスペック、使い心地など、そのものの情報を詳しく教えてください。


10cm×10cmの正方形のアクリルパネルに油絵が印刷された商品です。
その油絵は、元々私がとても気に入っていた作品で、シーツの上で猫が幸せそうに寝転がる様子が描かれています。
全体的に寒色が多く使われているのに、不思議と非常に暖かな雰囲気がある絵で、猫の毛並みも簡略化されつつも見事に表現されています。
アクリルパネルなので表面はつるつるしていますが、よく見ると油絵ならではのテクスチャがかなり再現されており、キャンバスの網目の質感までもが伝わってきます。
裏面は木製で、やや立体感があり、額などに入れなくても壁に飾れる仕様です。

 

3)どこに売っていて、どういう状況でそのものを知りましたか?最初から興味はありましたか?


元々その作家さんの作品が好きで、Twitterのアカウントをフォローしていたため、作家さんの呟きからアクリルパネルの複製画が販売されることを知りました。
その販売される作品の中に、私が一番大好きだった油絵が含まれていることが分かり、一瞬にして「買いたい!」という衝動に駆られました。
とはいえ、アクリルパネルの複製画というものにそれまで触れたことがなく、実際に見たことも無かったので、若干迷いはしましたが、それでも買おうと決意しました。

 

4)なぜそれを欲しいと思ったのでしょうか?


その作品が、私が元々一番その作家さんの作品の中で一番好きな油絵だったので、ぜひ欲しいと思いました。
正直に言うと私はお金持ちではないので、値段によってはあきらめざるを得なかったと思いますが、3,000円という絶妙な値段設定のおかげで購入に踏み切ることができました。
欲しいと思ったのにはもうひとつ理由があります。
それは「この作家さんを応援したい」という気持ちです。
私はふだん、その作家さんの作品からたくさんの暖かい感情を引き出していただいていたので、この人には長く活動してほしい、私が作品を購入することで活動のモチベーションになれたら嬉しい、と考え、ぜひ買いたいと考えました。

 

5)そのものを買った後、どう思いましたか?そのものを手に入れた感想は?満足していますか?


この作品を買った後、私は満足感に包まれました。
これは私の持論ですが、お金は必要なものに使うことはもちろん、価値あるものにもしっかりと使うべきだ、という考えがあります。
私は今、私が高い価値を感じたものに、正当(というにはかなり割安ですが)なお金を払うことができたのだ。
これは自分で稼いだお金の使い道としては本望だ。
という気持ちが沸き上がりました。
実際、手元に届いた作品の暖かさは想像以上でしたし、もちろん満足しています。

 

6)これから衝動買いしそうな人に対して、自由にメッセージを書いてください。


衝動買いというと悪いイメージに捉えられがちですが、私は必ずしも悪いこととは思いません。
「買いたい」という衝動が沸き上がるということは、目の前のものにそれだけの価値を感じたということです。
あらゆる物には、それを作った人の努力、技術、時間、才能…そんなたくさんのものがつぎ込まれています。
それらに惹かれたからこその衝動買いなのではないでしょうか。
そんな商品を作った人に相応の対価を払うという意味でも、時には衝動買いをするというのもアリだと思います。